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JERCからのお知らせ

世界に拡散された新型コロナウィルスの対策として、学校も休校となり、まだ継続されている地域 が多いかと思います。それにより家庭での学習が求められることになり、保護者の皆さんも対応に 追われていることでしょう。各家庭ではお子さんとの過ごし方を工夫されていることと思いますが、 今一度、家庭教育とは何かを考えてみたいと思います。

1.家庭で教えること、しつけと道徳

他人はもちろん、家族とも挨拶することが大切です。家族間でもおはよう、おやすみなさい、食前 食後のあいさつ、そして“ありがとう”がしっかり言えるように致しましょう。両親から子どもに声 がけすることで、子どもも自然に学んでいきます。 道徳とは一般にモラルと云われています。人が社会の中で生きていくための ルール、例えば他人に 迷惑をかけない、自分の良心によって善を行い悪を行わないことなどの教えですね。人間としてと ても大切なことですから、家庭内で時々話題に取り上げてみましょう。

2.親子のコミュニケーションをよくするチャンス

学校が休校中は、親子のコミュニケーションをよくするチャンスです。家の仕事を手伝ってもらい ましょう。普段、勉強で忙しく手伝うことがなかった子どもも、時間に余裕ができれば手伝ってく れます。“命令”ではなく依頼するかたちで!『手伝ってくれるとお母さん助かるわ!』とね。 また一緒に遊んだり運動したり、何か作ることも一体感が経験でき、子どもの心の栄養になります。 親子間の関係がよいか悪いかが、この先の長い人生に影響を与えます。

3.たっぷりある読書の時間

これまで日常が忙しくて本を読む時間がなかった、と感じられていませんでしたか?この突然の 世の中の変化に戸惑いを覚えながらも、いつも読めなかった本を親子で読んでみましょう。就学前 のお子さんには、読み聞かせをたくさんしてあげてください。
家庭教育があって学校教育がある、家庭での教育はたいへん重要であることを忘れず、このピンチ をチャンスに変えて、明るく前に進んで行きましょう!! 次回は家庭内での勉強方法について書きます。

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